アルバイトについて

私が働いていた会社はアルバイトがいないと回らない所でした。そんな場所で正社員にこき使われている者達が大勢いたのです。そんな人たちはただ黙々と働いて残業だって嫌という程させられていたよね。それを知って俺はこんな会社は駄目だって思った。僕は契約社員だったけど、それでもネクタイにスーツ来てそれなりには頑張ってきたんだよ。彼らに仕事を教わって笑って相づちうってみてそれでも仕事が分らずに苛立った事もあったっけ。負けず嫌いの僕だからそんな事ではくじけない。いつか這い上がってみせるさと意地を見せたぜ。彼らは何も言わないでただ目の前の仕事を片付けるだけ。そんな機械みたいな人生を送っていてもいつだってポーカーフェースだったよね。ありがとうの一言も言われないでも愚痴もこぼさないでそんな姿が目に焼き付いてしばらく離れなかった事もある。生きるってそんな事なのかい。底辺を這いずっても我慢しなきゃいけないんだね。それが人生ならば、それが生きると言う事ならばもうどうだっていい気もするけど。死ぬ勇気なんてあるわきゃないし生きているだけのはぐれ人。どんなに怒鳴られたってさ。それを受け入れるしかないんだよ。悲しいけれどそれが現実。